企業情報

企業情報

社長挨拶

私たちは2000年に創業して以来、
ゲノム解析とコホート研究を基盤とした「創薬」研究を心がけてきました

 ヒュービットジェノミクス(HuBit genomix)という社名は、「Human:人」と「Bit:binary digit(2進数字)の略」、「Genomix:遺伝子と遺伝情報の研究」を組み合わせた造語です。私たちの使命は一人ひとりの貴重なデータ(遺伝子情報など)に基づき、人々の(真の)健康に貢献する様々な解決策を創出することです。

 当社は、2000年の創業以来、ゲノムコホート研究を起点とした創薬研究に取り組んでまいりました。コホート研究の手法は、人の疾患に至る過程を長期間に渡ってつぶさに観察・追跡していくことが基本です。そこで得られた情報は新しい治療薬や診断ツールの開発などに活用される可能性を秘めております。実際、当社では「産・官・学・民」との連携と長期間に渡るコホート研究の結果をもとに糖尿病性腎症の診断法を開発いたしました。また、アレルギー疾患においても画期的な治療法を発見し、現在はその開発も行っております。

 これまでの研究において、いくつもの失敗もありました。失敗には悔しさがつきものですが、それ以上に失敗は私たちにいろいろなことを教えてくれます。失敗に学ぶことを忘れず、「真似をされても真似はしない」という社是を心に刻みながらこれからも果敢にチャレンジしてまいります。

ヒュービットジェノミクス株式会社 代表取締役社長 一圓 剛

会社概要

名称 ヒュービットジェノミクス株式会社
代表者 代表取締役社長 一圓 剛
設立 2000年4月28日
所在地 本社
〒104-0045 東京都中央区築地7-10-2築地小川ビル3F
TEL:03-5148-3990(代表) FAX:03-5148-3991
従業員数 13名
資本金 154,960千円
事業内容 当社では2000年の設立以来、大学、医療機関及び地域社会と協同して構築したコホートな対象者の集団)をもとに、「ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針」(平成13年4月1日施行、文部科学省・厚生労働省・経済産業省)等に対応し、倫理、個人情報の保護に十分に配慮したSNP(Single Nucleotide Polymorphism(一塩基多型)=個人間における1遺伝暗号の相違)解析研究基盤の整備を進めてまいりました。現在弊社は「コホート研究」を基盤に製薬会社や診断薬会社、食品会社等と共同で、「効能、効果についての科学的な根拠(エビデンス)がしっかりと蓄積された医薬品、診断薬製品、特定保健用食品などの開発につながる研究成果(知的財産)を創出する事業」を手掛けております。
主要株主 滋慶グループ、役員

2022年4月現在

沿革

2000.4.28
東京都港区芝でメディカルゲノムシステムズ株式会社を創業
2000
12
人員拡大と研究所拡大に伴い千代田区隼町に移転
2001
3
ヒュービットジェノミクス株式会社に社名を変更
7
山形大学医学部と生活習慣病に関与する遺伝的素因と環境要因の解明を目的とした共同研究を開始
12
米国Applera Corporation(Celera Genomics Group)と資本提携
2002
7
合計11億円の第三者割当増資を実施
7
福岡県久山町における生活習慣病のゲノム疫学研究プロジェクト(文部科学省科学技術振興調整費(先導的研究等の推進)課題)に参加
2003
8
合計6.7億円の第三者割当増資を実施
2004
4
合計1.1億円の第三者割当増資を実施
7
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の平成16年度産業技術実用化開発助成事業の採択を受け、糖尿病性腎症の早期診断を可能とする診断薬製品の開発を開始
8
独立行政法人理化学研究所横浜研究所遺伝子多型研究センターに、疾患関連解析システム「LD Miner」を販売
12
医薬品医療機器総合機構の「平成16年度医薬品・医療機器実用化研究支援事業」の採択を受け、国立循環器病センターと共同でアドレノメジュリンの急性心筋梗塞治療薬としての臨床開発を開始
2005
1
扶桑薬品工業株式会社と遺伝子多型情報を利用した糖尿病治療薬及び診断薬の開発を目的とした共同研究を開始
6
九州大学、久山町などの支援を受けて設立された有限責任中間法人久山生活習慣病研究所に株式会社NTTデータとともに社員として参加
9
合計3億円の第三者割当増資を実施
10
エーザイ株式会社に対して、山形大学と共同で実施したパーキンソン病に関する遺伝子多型解析の研究結果のライセンスを開始
2006
4
合計2.4億円の第三者割当増資を実施
2007
2
オストジャパングループと医薬品・食品分野での共同による製品開発を目的とした業務提携を開始
5
deCODE genetics社と遺伝子ゲノム解析サービスにおける業務提携を開始
2008
2
DNAチップ研究所へラボ機器譲渡により、
解析業務をアウトソーシング化
2
合計3億円の第三者割当増資を実施
3
合計5,000万円の第三者割当増資を実施
5
合計2,000万円の第三者割当増資を実施
7
ピリオドック社の事業の一部を譲り受け、
月経血解析関連事業へ参入
2009
7
合計3,000万円の第三者割当増資を実施
11
減資を実施(資本金1,000万円)
12
独立行政法人科学技術振興機構(現・国立研究開発法人)の研究成果最適展開支援事業シーズ育成タイプ(A-STEP)の採択を受け、糖尿病性腎症に特異的な診断方法の確立と治療ターゲットの同定を開始
2011
3
R1ヨーグルトのインフルエンザ予防効果を確認し公表
2012
1
滋賀県長浜市のバイオインキュベーションセンター内に長浜オフィス開設
6
A-STEP及び糖尿病性腎症に特異的な診断方法の確立と治療ターゲットの同定を終了
9
沖縄ウェルネス協議会、ノニジュース統計解析研究を発表
2013
9
青汁の地域コホートのおける評価試験実施
2014
4
糖尿病性腎症診断キット開発試験開始
9
医師主導臨床試験LEAF-CHFを開始
12
扶桑薬品工業と糖尿病性腎症の診断キット開発に関する開発契約締結
2015
11
山形県舟形町健康増進事業表彰
2016
6
早期糖尿病性腎症診断マーカーの特許申請
8
合計635万円の第三者割当増資を実施
2017
11
アレルギーの一次予防に関する特許申請
2018
1
合計6,040万円の第三者割当増資を実施
4
JROADHF研究にかかる研究支援及び事務局業務を受託
5
合計3,815万円の第三者割当増資を実施
7
合計3,500万円の第三者割当増資を実施
10
アレルギーの一次予防に関するPCT出願申請
10
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所から「AI(人工知能)ホスピタルによる高度診断・治療システム」における「音声入力とコミュニケーション支援のための医療辞書データベース作成」を受託
2019
3
合計507万5千円の第三者割当増資を実施
9
アレルギーの一次予防に関する国際予備審査報告書受領
2020
4
アレルギーの一次予防に関する特許を各国に出願
日本、米国、欧州、ロシア、ブラジル、カナダ、韓国、ニュージーランド、オーストラリア、中国、イスラエル、南アフリカ、インド
2021
1
キューサイ株式会社から『ケール青汁の有効性の検証に関わる研究』に関する業務を受託

役員紹介

代表取締役社長 一圓 剛
代表取締役社長 一圓 剛
エーザイ株式会社を経て、2000年4月ヒュービットジェノミクス設立に参画。
エーザイ在籍時より培ってきた医学・医療界、関係省庁に対するネットワークをもとにゲノム疫学研究を民間で初めて実施。理化学研究所・東京大学医科学研究所・九州大学と遺伝統計解析、ゲノムコホート、に関わる技術開発、基盤開発を行ってきた。